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「墓じまい」には2種類ある。



本日の午前中の面談者と転職相談において「盆前には求人先へエントリーし面談まで行く」と目標を立てました。その後、雑談の中で「墓じまい」が話題になりました。

相談者は、群馬県にある実家のお墓を「墓じまい」するためにお盆はお寺に相談に行くとのことです。

そこで、「墓じまい」には「墓仕舞い」と「墓終い」も二種類があるというのだ。

私は、「墓終い」しか知識が無かったので、永代供養や散骨等で廃墓するのかと思いきや、今回は「墓仕舞い」をするとのことだ。

つまり、お墓を生活の拠点としている山形に移転するというのです。費用はかかるが、先祖の供養を後世に引き継ぎたいという思いとお墓参りという慣習や文化を大切にしたいというのです。

私は、三年前に弟を亡くし、菩提寺も無かったことからお寺と相談し、父と母がお墓参りにいく場所を作ろうと考えお墓を建てました。今でも、建てて良かったと思っています。

これが正しいということはありませんが、「先祖への思いを大事にしたいですね。」とお互いに納得し今日はお別れしました。


早速、法的にどんな行政手続きは必要なのかネットで調べてみると、結構大変な様子が伺えます。

まずは、①引っ越し先となる寺や墓苑等を決め、そこから「受入証明書」となるものを取得する。②現在あるお墓の自治体から「改葬許可申請書」をもらい受入先となる寺や墓苑から記入してもらい現在の自治体から「改葬許可書」を発行してもらう。その後は③お墓から遺骨を取り出し、お墓を撤去。④新しいお墓へ納骨する際に「改葬許可書」を寺や墓苑に提出するとういう流れなようだ。


私も決して若くない。他人ごとではない問題であり、これから供養のあり方など考えていく必要があり、考えさせられた雑談でした。


写真は我が家のお墓です。




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