9月13日のブログで「人手不足」について書かせていただきました。
実際に転職希望者との面談で気が付くことが多々ある。
それは、採用する側と求職において価値観にミスマッチに気が付きます。
私は、クライエント先への人材提供を中心に行っているので、何でもかんでもなりふり構わず斡旋している訳ではありません。
如何に、自分と関わりある企業さんへ人材を提供していくことが使命なのです。
クライエント先は山形県は少なく、東京都、埼玉県に抱える私は、どうしても都会と地方を比較してしまう。
都会では当たり前にある働き方が地方では珍しく、Uターンを希望される方にとっては違和感を感じているようだ。
山形で転職を考えている求職者にアドバイスしたいのは二つある。
アドバイスその1 - 働き方は働く環境で変化し続けている
働き方の多様性に対応しようと企業は努力し続けているのです。
自分にマッチする会社を選ぶのではなく、自分がどんな働き方をしたいかを優先すべし。
アドバイスその2- 地方創生事業に取り組んでいる企業へ
土曜日曜祝祭日が休日の小売店い勤務したいという転職者がいるんです。
私は言います。「世の中にありません」と
そう伝えると「人材紹介会社なんだから紹介してくださいよ」と
自己理解と職業理解が全くありません。
就労なんてありえません。
地方創生事業に取り組んでいる企業に着目してほしい。
疲弊している地方を活性化させたい企業には夢も将来もあります。
そんな企業に就労しよう。
「人間は性格の良し悪し」(安岡正篤一日一言より)
情緒の潤滑油が乏しいせいで、知性も軋(きし)んで円通しない。この頃は話のわからぬ人間がふえたようである。
しがない者はしばらく置いて、ちゃんとした指導的立場にある知識人であって、とんとわけのわからぬ者が少くない。
もっともマキャベリがすでに指摘しているが、人の頭には三通りある。
その一は、自分ではっきり考の立つもの、
その二は、他人の考がよくわかるもの、
その三は自分の考もなく、他人の考もわからぬもの。
他の所で、彼は又、どうせねばならぬかを自ら知る者は上の人、次は、他人の善(よ)い勧告を用いる人、最下は、自ら人に忠告するすべも知らず、又人の忠告にも従わぬ人間であることを挙げて説いている。
頭の良し悪しというが、それよりも根本的に大切なことは、やはり性情の良し悪しである。我執の無い、よく人と打融(うちと)けあえる性情の人は自然に頭が良く、自分自身知見が立たずとも、賢者の意見を能く判断して用いることができるから、なまじい私見が立つより、もっと頭の良いことにもなるのである。
最後に、過去の自分を活かそうと思う前に、これからどうしたいかを考え、転職活動すべきです。そうすれば、志望動機も自己PRも迷わずに書けます。