キャリアチェンジを目指して”初”の転職活動をしておりましたMさんに「内定」がでました。
昨日、求人先より雇用条件通知書が届き、早速、MさんにLINEで伝達いたしました。
出勤日だったので、業務終了後に事務所に来られて、うれしさのあまりハグしちゃいました。
Mさんの場合、今度の勤務先で4社目なのですが、自身の意思での転職は初めてでした。
高校を卒業後に就職した会社が倒産、ハローワークでの再就職支援で就労した会社も倒産。今勤務している会社もハローワークからの再就職支援で勤務し14年目に突入しました。
しかし、みなし管理職として一か月の時間外労働が150時間超えがもう10年も続き、年間休日数も70日も満たず、残業代も未払い、精神的にも肉体的にも限界を迎え、8月のお盆期間中に相談に来られました。
転職活動は二年前から大手の人材紹介会社に登録しながら行っていたのですが、書類選考で2勝12敗、面接試験では0勝2敗と転職活動をあきらめていた時期でした。
ハローワークの相談員の横柄な態度にうんざりしていた時期でもありました。
徐々に、カウセリング中に目を輝きさせながら話すことが出てきて、「人と関わる仕事」「人を喜ばせたい」「笑顔で仕事がしたい」などの期待感にフォーカスしカウセリングを繰り返しました。
9月下旬に、私も関心のある職種を紹介したところ、本人は全く考えておらず、想像もしておらず、予測もしていなかったようで、びっくりしておりました。
そして、仕事理解、職業理解に入り、本人より「チャレンジしたい」ということで、以後10年後のキャリアプランと就労後のキャリア形成を考え、1月1日入社目標のスケジュールの行動計画を立て行動開始しました。
ほぼ毎日、業務終了後は当方の事務所で、職務経歴書、履歴書の書き方、面接の練習など約三週間行いました。
正直、面接は緊張して自身の思いをスマートに伝えられなかったのですが、面接官の取締役より「緊張してボロボロでしたが、思いは一番伝わりました」と評価をいただき、努力の結果、内定を頂けました。
Mさんは、生真面目でコツコツと笑顔で人と接することができ、会話でのコミュニケーションも上手と感じております。
また、日本酒が好きで、特に大吟醸の話をすると止まらなくなります。
近いうち、一杯行きましょうと昨夜はお別れしました。
先ずは。内定おめでとうございます。
私は、朝一で就労意思確認書の作成を行いました。