top of page

ブログ/ニュース

50代での「ライスワーク」と「ライフワーク

  • amasano
  • 9月7日
  • 読了時間: 2分
ree

昨日の9月6日(土)の午後に55歳以上のシニア男性向けのワークショップを行いました。

私はキャリアコンサルタントとしてファシリテーターを務め、そこで、同世代である私に深く刺さった言葉があります。それが、「ライスワーク」と「ライフワーク」です。


文字通り、ご飯(ライス)を食べるための仕事が「ライスワーク」、人生(ライフ)をかけて取り組む活動が「ライフワーク」です。


世代を越えて響く言葉

私たちの世代、そしてそれよりも上の世代にとって、「仕事」とは、ほとんどの場合が「ライスワーク」でした。生活のため、家族を養うため、という明確な目的がありました。しかし、ワークショップに参加されていた同世代の言葉には、それだけでは語り尽くせない人生の葛藤や、新たな発見が詰まっていました。

ライスワークとライフワーク、その違い

ライスワークは、生活を維持するための収入を得ることを目的とした仕事です。

ライフワークは、お金のためではなく、人生の充実や自己実現を目的とした活動です。


ワークショップで特に印象的だったのは、長年ライスワークとして働いてきた方が、定年を前にして「これから自分の人生をどう生きていくか」と真剣に考えている姿でした。彼らは、仕事から解放された後も、社会とのつながりを持ち、自分らしい生き方を模索していました。これは、まさに「ライフワーク」を見つけようとする心の動きだと感じました。


「両立」の難しさと可能性

ワークショップの中で、ある方が「ライスワークがあるから、ライフワークに挑戦できる」とおっしゃっていました。この言葉は、両者のバランスを考える上で非常に重要な視点を与えてくれました。


定年を迎えるまでは、ライスワークが中心になるのは当然のことです。しかし、人生100年時代と言われる今、定年後も長い人生が続きます。ライスワークで培った経験や人脈を活かし、情熱を傾けられるライフワークを見つけることが、これからの人生を豊かにする鍵になるのではないでしょうか。


私自身も、ワークショップでの出会いを通して、改めて自分にとっての「ライフワーク」とは何かを考えるきっかけになりました。この気づきを、皆さんとも共有できれば幸いです。


いかがでしたでしょうか。彼らの言葉には、人生の深みや重みがあり、心に響くものでした。ワークショップでの感動や学びが、このブログ記事から伝われば嬉しいです。

私たち<ア・クリエイティブ(代表 正野晶久)>は「一人ひとりがいきいきと輝ける社会の実現」に向けて、山形県全域でキャリアカウセリングと人材紹介・転職支援を行っています。

bottom of page